2023年12月5日(火)、三重県生協連とJA経営企画研究会(事務局:JA三重中央会)は、アスト津会議室1とWeb会議システム(Zoom)を併用し、「市民協働によるまちづくりとは」をテーマに学習会を共催しました。
名古屋市立大学名誉教授の向井清史氏からは「市民協働によるまちづくり」をテーマにご講演を、やなマルシェ代表の加藤久美子氏からは、JA愛知東での「やなマルシェ」の活動事例をご報告いただきました。
向井氏からは、まちづくりの上でも、協同組合は市民協働に必要な新しい地域合意形成の基盤として期待されていること、「つながり」を社会関係資本ととらえ、つながり広がりあうことが市民協働に必要な要素であるとお話がありました。
そして、Aコープ八名店の閉店を機に地域の方々とともに活動を作り上げてこられた加藤氏からは、地域住民としていくつもの「つながり」をつなぎ、やなマルシェが「大きな夢と小さな目標」をもち、誰もが集いあえる場を作り上げていった過程などをご報告していただきました。
参加者からは、協同組合は仕組みであり、仕組みは活用されることで豊かな可能性を生むことを理解しましたといった声や、地域社会の課題を共有し行政、諸団体と協力して行動していければと思いますといった声が寄せられました。
共催/三重県生活協同組合連合会、JA経営企画研究会
協力/NPO法人地域と協同の研究センター、三重県協同組合連絡協議会