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三重県と「緊急消防援助隊三重県大隊等の応援出動における食料等の供給に関する協定」の締結式をおこないました

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2021年3月29日(月)、三重県庁で三重県との「緊急消防援助隊三重県大隊等の応援出動における食料等の供給に関する協定」の締結式をおこないました。

この協定は、消防庁より都道府県に発信された緊急消防援助隊における後方支援体制の強化を目的とした案件の一つです。

緊急消防援助隊は、大規模災害や特殊災害が発生した場合に被災地からの要請を受け各都道府県の消防本部や航空隊が応援に駆けつける部隊です。三重県大隊は、概ね50隊180人程度で第1陣が構成され2泊3日で被災地支援に入ります。以降、第2陣へと引き継がれていきます。近年では、2018年7月の西日本豪雨での被災地支援(岡山県)に第3陣まで出動されています。

三重県生協連は、災害で被災された方々の助かる命を守るため、県外の被災地で人命救助にあたる三重県大隊の活動を支援するため、応援出動される隊員へ食料等を供給することとしました。また、コープみえと食料等の調達に関する協定を締結し、三重県大隊の支援に必要な食料等の調達をおこないます。そのため、コープみえでは、発災時に迅速な対応できるよう新松阪センター(多気町)に緊急消防援助隊三重県大隊300人分の食料を備蓄していただき管理していただきます。賞味期限が近づいた備蓄食料は、県内の社協や会員生協、行政等を通して生活困窮者への支援に活用させていただく予定にしています。

締結式では、鈴木英敬三重県知事が「災害時における生活必需品等の調達に関する協定」や平素からの協力に対する謝意を述べられ、実災害への応援出動に備え連携を強化していきたい旨のご挨拶をいただきました。

また、鈴木稔彦三重県生協連専務理事は、県内の生協へのご理解とご協力に対するお礼と、今回の協定が災害時への備えを更に強化していく上で一つの前進をつくれたと挨拶されました。

そのあと、双方で協定書を交換し「緊急消防援助隊三重県大隊等の応援出動における食料等の供給に関する協定」を締結しました。

三重県生協連は、引き続き三重県との災害対応や防災に向けた連携をすすめていきます。

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