アメリカ合衆国が、2020年11月にネバダ州で実施した臨界前核実験に対して抗議します。
私たちは、核兵器のない、戦禍のない平和な社会を望んでいます。唯一の戦争被爆国である日本は、被ばく者が中心となり、核兵器廃絶に向けての署名を世界に呼びかけてきました。国連で採択された核兵器禁止条約を批准した国と地域が発効に必要な50に達した直後の2020年11月に臨界前核実験をおこなったことは、看過できるものではありません。
核兵器を違法とし廃絶を掲げた国際条約が発効した現在において、世界はいま、「核兵器のない世界による安全保障」へと向かっています。
アメリカ合衆国がおこなった臨界前核実験と今後の核実験計画、核兵器開発をやめ核兵器廃絶への声を真摯に受けとめられるよう、生活協同組合コープみえと三重県生協連は、バイデン大統領宛に抗議文をお送りしました。