6月1日、津市において学習会「ヒロシマ・ナガサキからフクシマ・・・放射能を考える」を48名の参加で開催しました。
この学習会は、6月14日予定のハート平和行進を前に、三重県生協連、三重県原爆被災者の会、2013年原水爆禁世界大会三重県実行委員会の3団体が主催したものです。今年は、講師に沢田 昭二 氏(名古屋大学名誉教授、原水爆禁止日本協議会 代表理事)をお迎えし、「ヒロシマ・ナガサキからフクシマ・・・放射能を考える」と題して講演をしていただきました。
お話は、原子爆弾と原子力発電(原子炉)の核分裂の違いといった基本から、広島と長崎の原爆被害の物理的根源、放射性降下物による被曝、内部被曝と外部被曝の違い等についてお話していただきました。また、福島第一原子力発電所の事故にも触れ、今後危惧される放射性降下物の影響についてもお話していただきました。