被爆・戦後80年となる今年、三重県総合博物館と公益財団法人第五福竜丸平和協会にご協力をいただき、7月19日(土)から8月3日(日)までの期間、三重県総合博物館(MieMu)で「ヒロシマ・ナガサキ、沖縄から男鹿和雄展 in MieMu」を開催しました。
(展覧会の詳細はこちら)
IYC2025「ヒロシマ・ナガサキ、沖縄から男鹿和雄展 in MieMu(三重県総合博物館)」を開催します – 三重県生活協同組合連合会
男鹿和雄氏が、俳優 吉永小百合氏による原爆詩朗読会「第二楽章」シリーズの挿絵に描かれた絵画など44作品を展示しました。14日間(休館日除く)で延べ2,000人近い方々の来場がありました。


「原爆という爆弾ひとつで、広島という大きな町が壊れ、多くの人が死んでしまったんだよ」と、小さいお子さんに絵の説明をされている方や、「優しい色調の平穏な日常の絵だからこそ、戦争では破壊されてしまうことを怖ろしく感じますね」と囁かれた方など、男鹿和雄氏の絵画を通して、核兵器や戦争の悲惨さ、平和の大切さを感じていただける機会となりました。
期間中に開催した特別企画にも、多くの方がご参加いただきました。


<特別企画>
■7月19日(土)、27日(日)「被ばくの証言」
三重県原爆被災者の会 会長 山口詔利氏


■7月20日(日)講演「ヒロシマ・ナガサキから80年」
公益財団法人第五福竜丸平和協会 専務理事 安田 和也氏

■8月3日(日)「被ばくの証言」
三重県原爆被災者の会 事務局長 坂牧幸子氏


■7月21日(月祝)、26日(土)、8月2日(土)
“絵”を眺めながら、一緒に“物語”を聴こうよ~絵本の“絵”の読み聞かせ~
ボランティアの皆さんによる、絵画の前で詩や物語りの一部を読みあげる読み聞かせの企画を10時、11時、13時、14時の計4回を、3日間開催しました。

■7月30日(木)~8月3日(日)「オンライン灯ろう流し※」
来場者はスマートフォンをつかって、好きな色の灯ろうに平和のメッセージを託し、デジタルの川に流す体験を行いました。
※「オンライン灯ろう流し」とは、ヒロシマ「 」継ぐ展実行委員会のプロジェクトです。
スマートフォンなどをつかって平和への想いを込めた灯ろうを仮想空間の川に流し、8月6日(水)広島市内18カ所のデジタルサイネージや各施設のモニター等に、流した灯ろうとメッセージが投影される企画です。


受付では、日本生協連の【#わたしの平和宣言キャンペーン】をご案内しました。




