青森県六ヶ所村の核燃料サイクル施設では、高レベル放射性廃棄物のガラス固化体2,176体が一時貯蔵されています。青森県は一時貯蔵の期限を30~50年としていますが、既に25年が過ぎました。
国は、最終処分場の調査・建設・操業には約30年要するとしていますが処分地の候補が決まっていません。青森県内では、このまま最終処分地にされるのではないかとの不安が広がっており処分地にしないための条例制定に向けての署名活動がすすめられています。
青森県での今回の請願署名による条例の制定では、核のゴミをこれ以上増やさないという国の政治的決定を促したいこと、核のゴミは電力会社の責任で安全に管理すること、処分方法と処分地と決める方向を国民的議論と民主的手続きによって国民の合意を得た上ですすめてきたいと考えておられます。
「青森県を高レベル放射性廃棄物の最終処分地としない」条例制定を求める請願署名は、2022年8月31日まで署名を受け付けています。ご協力を、お願いいたします。