三重県生協連は「2030年にむけたSDGsアクションプラン」の一つとして、地域の生活インフラ維持のためにできることや、再生可能エネルギーをつくる・つかう・ひろげる取り組みを推進していきます。
今回は、先ず再生可能エネルギーの導入検討に向けた学習から始めることにし、株式会社地球クラブの高橋さんと厚東さん、株式会社CWSの戸田さんにご協力をいただき、8月21日に「再生可能エネルギーをつくる・つかう・ひろげる~再生可能エネルギーの導入を考える学習会」を開催しました。
三重県生協連役職員と会員生協役職員24名が参加し、持続可能な社会の実現に向けた生協の役割や、再生可能エネルギーの導入、小売電気事業や再生可能エネルギーを地域で作り出す事例などを学びました。
コロナ禍の影響で、講師にはオンラインで講義をいただき、会場は3密などの感染症対策を講じての開催となりました。
CO₂排出係数や、電力を乗り換えるための手続き、電源開発に伴う地域の状況などの質問が出されました。また、再生可能エネルギーに期待する意見も出されました。
また、学習会の終了後に開催された理事会では、会員生協の実情に合わせて再生可能エネルギーの導入検討や電源開発をすすめていくこと、会員生協が連帯して組合員向け売電事業や、太陽光パネルなどの余剰電力買い取り、地域での発電事業などの開発支援をすすめていく方向性が議決され、新たにプロジェクトチームを立ち上げて検討していくことにしました。