8月4日(火)、2020年度第1回平和活動委員会を開催しました。今年度の委員長は、簗瀬委員(三重大学生協)が互選されました。
戦後75年の節目年であり、新型コロナウイルス感染症がひろがる中、生協が連携して取り組める平和活動を委員会で考えていくことにしています。
第1回平和活動委員会では、2019年度の活動のまとめを確認し、2020年度の平和活動方針に基づいて具体化を協議しました。また、日本生協連と広島県生協連主催「2020ピースアクションinヒロシマ」での被ばくの証言「サダコと折鶴の話」に参加しました。
証言をいただいた被ばく者の川野登美子さんは3歳の時に被爆され、『原爆の子の像』のモデルとなった 佐々木禎子さんとは小学2~6年生まで同じクラスメイトでした。禎子さんと一緒に過ごした日々や、禎子さんが亡くなってからの活動などをお話ししていただきました。同級生たちは「禎子さんを始め、原爆で死んだ子どもたちの霊を慰める石碑を創ろう」と募金活動を行ない1955年5月5日に 『原爆の子の像』の建立に至りました。川野さんは「自分に何ができるかを考えるきっかけになると良い。」と話されました。
視聴後、委員のみなさんから、 「原爆の子の像が建てられるまでの経過の中で、禎子さんの同級生から声が上がったことを初めて知り、子どもたちの想いが込められているのがよくわかった。」 「戦争や、核兵器の恐ろしさを次世代につなげていかないといけないと改めて思った。」「自分も何かできないかと思った。」「 被爆者は身体的な差別だけではなく、結婚や偏見など心に傷を負っていたことがわかった。」など感想が出されました。
2020年度の平和活動委員会のみなさん。( 敬称略 、順不同)
簗瀬 憲一 (三重大学生協)
西野 行平 (みえ医療福祉生協)
森谷 秀香 (みえ医療福祉生協)
大戸 俊江 (コープみえ)
安村 富子 (コープみえ)