三重県生協連平和活動委員会は、1月20日(月)に日米安保条約学習会「安保条約改定60年~戦後75年、なぜアメリカ軍は未だ日本にいるのか?」を開催しました。
2019年5月、三重県生協連理事会と平和活動委員会は、沖縄県辺野古への新基地建設中止を求めた意見書を内閣総理大臣宛に提出しました。また、日米安保条約についても考えあう中で、一人ひとりが条約を知ることから始めようと、三重大学名誉教授の西川 洋先生に講義をしていただきました。
前日の1月19日は、日米安保条約の改定から60周年でした。マスコミ各社も特集を組んでいました。西川先生はマスコミの取り上げ方や、日米安保条約の特徴、これまでの段階的な変化、今日の日米安保条約と日米関係について歴史的な背景などを踏まえ、この条約は軍事(政治)だけでなく「経済」問題でもあること、世論調査でも条約の肯定が過半数を占めていること、条約を維持しながら「日米地位協定」を改善していくことが大事だと話されました。
平和活動委員会では引き続き、学びの機会をつくりながら私たちにできることを考えていくことにしています。