アメリカ合衆国は、5月14日にネバダ州で臨界前核実験を行ったと発表しました。
2021年1月に核兵器禁止条約が発効されてから、今回で3回目となる臨界前核実験が行われたことに対し、三重県生協連理事会は強く抗議します。
核兵器禁止条約の批准国は、70か国・地域まで増えており、世界は核兵器を廃絶するための歩みをすすめています。この世界の動きに逆行し、核兵器のない平和な世界を求める人々の願いに背き、核実験をおこなったことに強い憤りを感じます。
私たちは、戦争被爆国である日本に住む者として、平和とよりよい生活を掲げる生活協同組合として、核兵器がもたらす実相や非人道性について学び、再び同じ過ちが繰り返されないよう、被ばく者や全国の生活協同組合と一緒に核兵器の廃絶をめざして活動を続けています。
今回、アメリカ合衆国がおこなった核実験に強く抗議するとともに、今後、一切の核実験と核開発を中止し核廃絶に向けて真摯に取り組むことを強く求める抗議文を、アメリカ大使館へ送付しました。