理事会

名古屋大学減災連携研究センター(減災館)で、大規模災害への備えの重要性を学びました

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 2024年1月19日(金)大規模災害に備えた最新の技術や情報を学び、会員生協での備えに役立てる活動の一環として、大規模災害に備えるプロジェクト会議メンバーと事務局で名古屋大学減災連携研究センター(減災館)を訪問しました。

減災館の外観

 展示フロアには、掲示パネルや地層や地形などのミニチュア模型が数多くあり、地震や津波、液状化現象などの発生メカニズムを知ることができました。

手前の模型では、津波が沿岸に被害を与える現象を見ることができます

 また、防災・減災を学ぶコーナーの建物の模型教材を自分の手で揺らしたり動かしたりすることで、建物の耐震化の有効性を体感することができました。

建物の筋交いの耐震性効果を学べる模型

 ミニ講義形式のギャラリートークでは、羽田野拓己氏の「都市ガス会社の防災対策」として、ガス、電気、水道などインフラ面での地震防災対策について学びました。

長周期地震動再現装置「BiCURI」奥の映像とあわせて、室内に居合わせた時の疑似体験ができる装置

 長周期地震動再現装置「BiCURI」では、2016年熊本地震や先日の能登半島地震の激しい揺れの再現と室内の家具等の倒壊を知ることができ、特に能登半島地震においても話題となった長期振動で高層30階オフィス自体が大きくかき回されるような横揺れと、固定されていない室内の什器が凶器となりうる危険性を学ぶことができました。また当日の担当教員のご厚意で、減災館の地下免震層を室内で見学させていただきました。

フロアには能登半島地震の速報があり、展示や模型からの学びと現地の被害状況が重なるところが多く、事前の備えの大切さ等について改めて考えさせられました。

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