水道を選ぶ権利は各自治体に委ねられており、電気やガスのように個人で選択することはできません。2018年12月に改正水道法が成立し、消費税の10%増税と同時期に施行されました。そのため、水道の民営化についてよく知らないという人も多いのが現状です。
欧州の水道事業は、民営化による料金の高騰で、水を飲んだり、使ったりすることを躊躇せざるを得ない「水貧困」世帯も増加しています。
岸本聡子先生から欧州での民営化の問題と、再公営化に向けた市民の行動(運動)について学びます。ご一緒にいかがですか。
日時:2022年9月22日(木)19:30~21:30 *受付開始19:00~
場所:リモート(Zoom)
募集人員:100人まで *9月3日に開催した学習会の録画のためご質問へのお応えはできません。
募集方法:三重県生協連がインターネットで受けつけています。9月20日(火)まで
【申込フォーム】https://form.os7.biz/f/a4a7b97a/
主催:三重県生活協同組合連合会
講師:岸本 聡子氏
<講師プロフィール>
1974年、東京生まれ。東京都杉並区長。
政策シンクタンクNGO「トランスナショナル研究所」に2003年から2022年まで所属。新自由主義や市場原理主義に対抗する公共政策、水道政策のリサーチ及び世界中の市民運動と自治体をつなぐコーディネートを行う。
著書に『水道、再び公営化!欧州・水の闘いから日本が学ぶこと』、共著に『安易な民営化のつけはどこに』などがある。