今年3月に三重県と締結した「緊急消防援助隊三重県大隊等の応援出動にかかる食料等の供給に関する協定」に関わる関係機関の食料等輸送合同訓練を、11月18日(木)13:30~コープみえ松阪センターで実施いたしました。
松阪センターの防災倉庫には、緊急消防援助隊三重県大隊等の応援出動にかかる食料等を300人分×3日分の備蓄をしており、今回はX県で大規模災害が発生し、11月16日に消防庁より三重県に51隊181人の出動要請が出されたという想定で、16日に三重県からの食料等の供給要請をいただいたところから訓練を開始しました。
18日の輸送合同訓練には、三重県消防保安課ならびに、松阪地区広域消防組合や、紀勢地区広域消防組合をはじめ、四日市消防本部等の県下消防本部から28名、三重県トラック協会様及び㈱大信運送様から2名、コープみえ及び、三重県生協連から役職員5名が参加しました。
開会にあたり三重県防災対策部消防・保安課の坂本様から訓練の実施要領を提示していただき、同課の和氣課長と、三重県生協連専務理事でコープみえの鈴木理事長から、ご挨拶をいただきました。
その後、三重県トラック協会様がご用意してくださった4tトラックに、松阪地区広域消防組合と紀勢地区広域消防組合の隊員10名が約540箱(3t強)の食料等を積み込む訓練を実施しました。
松阪センターの会議室でおこなった振り返りでは、積み込みに必要な人数や、出庫にかかる時間等を確認し、夜間時の出庫や3次隊や4次隊と出動が続く際の積み込み体制等について質疑応答があり、実際の災害に備えた準備がより見える形になりました。
尚、防災倉庫に備蓄している食料は、19品目で賞味期限が近づいた商品は、生活協同組合コープみえが県内の社会福祉協議会を通して厳しい生活を送られている方々へお贈りしています。また、県内で大規模な災害等が発生した際には、この備蓄品を被災地域へお届けする予定です。