理事会

協同組合役職員学習会「協同組合間協同を考える」を開催しました

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8月18日(水)、関西大学の杉本貴志教授と日本協同組合連携機構(JCA)の前田健喜部長から「時代が協同組合に求めているもの、そこにある新し価値を考える!」をテーマに、リモートでご講演をいただきました。今回の学習会は、JAと生協連で初めて共催する学習会でした。JAグループ三重からは中央会をはじめ県下JA、JAバンク、JA共済連三重、JA三重情報センター、JA全農みえから役職員が、三重県漁業協同組合連合会や東日本信用漁業協同組合連合会、NPO法人地域と協同の研究センター等から役職員が、三重県生協連会員生協からも役職員が参加し総勢67名の参加がありました。

杉本教授からは、ロッチデール公正先駆者組合が、なぜあらゆる協同組合の源流となっているのかを詳しく解説していただきました。ロッチデールの「店」が生協だけでなくJAやJFのルーツでもあるのか、「店」に対する誤った解釈と真意、ロッチデール原則=協同組合原則について、協同組合のあり方、協同組合間協同の新段階等についてお話をいただいた後、働く人々がまともに報われる社会、不当な格差が存在しない社会をつくるといいう協同組合運動本来の目標を「協同組合間協同」によって様々な側面から追及していくことと、三重県での協同組合間協同への期待を寄せていただきました。

前田部長からは、協同組合間協同の特徴的な3事例をご紹介していただきました。コープかがわ×JA香川県での包括連携協定と双方の店舗での事業展開を、JAはだの×パルシステム神奈川での包括協定、5つの連携プロジェクト等を、JA愛知東×コープあいちでの「やなマルシェ」等の取り組みと、6つのポイントを紹介していただき、それぞれの組織を地区ごとに重ね合わせてみることも大事であると今後に期待を寄せていただきました。

三重県農業協同組合中央会の飯田参事から、「新たな協同の形」を模索していくことと、近い将来協同の輪がさらに広がるよう参加者に期待する旨のご挨拶をいただき閉会としました。

 

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