2021年1月23日、三重県総合文化センター生涯学習センター大研修室で「核兵器禁止条約発効記念のつどい~人類史的な快挙の条約発効を祝すとともに、核兵器廃絶にむけてみんなの気持ちを一つに~」を、ヒバクシャ国際署名をすすめる三重県民の会、三重県原爆被災者の会、原水爆禁止三重県協議会、三重県生活協同組合連合会の共催で開催しました。会場(63名/収容人員156人)とリモート(ZOOM)で110名が参加し、核兵器禁止条約の発効を祝うと共に、核兵器の廃絶に向けて決意を新たにしました。
開会にあたり、山口詔利会長(三重県原爆被災者の会)が、核兵器禁止条約発効は始まりの一歩であり核兵器や戦争のない平和な世界を目指して地道に活動していく大切さと、若い人たちに平和な世界を託していきたいと、挨拶されました。
講演では、川田忠明氏(原水爆禁止日本協議会全国担当常任理事)が「核兵器禁止条約発効の意義と展望~問われる被爆国・日本の姿勢~」と題し、核兵器禁止条約発効の意義や核保有国の今後や、日本の参加の必要性等についてリモートでご講演をいただきました。
次に、公益財団法人第五福竜丸平和協会の安田事務局長が「第五福竜丸が語るメッセージ」として、第五福竜丸が受けた悲劇、三重県とのゆかり、昨年「船遺産」に認定されたこと等について話されました。
その後、生活協同組合コープみえの組合員橋本尚吾氏が、「2010年少年少女ヒロシマの旅からの想い」として、当時(10歳の時)の参加し動機と現地で感じたこと、21歳になった今平和について想うこと等を話されました。
坂牧幸子事務局長(三重県原爆被災者の会)が、共同声明案を読み上げ、全会一致で承認されました。