今なぜ 特定秘密保護法か-並走する「改憲」潮流のひとつとして-
6月7日(土)、特定秘密保護法講演会『今なぜ 特定秘密保護法か-並走する「改憲」潮流のひとつとして-』を津市内において開催しました。講師に津市立短期大学 三宅 裕一郎 教授をむかえ、生協関係者や特定秘密保護法に反対する諸団体から約50名が参加しました。
当日は、三重県の大学生の「ヤング9条の会」の2名に司会をしていただき、進行しました。
三宅氏からは、特定秘密保護法が出てきた背景、特定秘密保護法の問題点、「改憲」の潮流に立ち向かうという3つの柱に基づいてお話がありました。講演の冒頭に、「アメリカ合衆国憲法の父」と呼ばれた、第4代アメリカ合衆国大統領 ジェームス・マディソンの言葉が特定秘密保護法が成立した今の日本の状況に合致していると紹介がありました。
特定秘密保護法は突然に出てきたものではなく、近隣諸国やアメリカとの関係の中で民主党政権の時から継続して検討されてきたこと、特定秘密保護法の問題点と市民生活に与える影響等のお話に、参加者は熱心に耳を傾けていました。
その後、参加者からの出された質問に対して三宅氏より回答がありました。