5月17日(土)三重県総合文化センター「フレンテみえ」1階多目的ホールで、消費者月間記念講演会が三重県と三重県金融広報委員会の主催で開催されました。
令和7年度消費者月間統一テーマは「明日の地球を救うため、消費者にできること グリーン志向消費 ~どのグリーンにする?~」です。
開演後の主催者挨拶の後、ステージイベントでは、三重県警察音楽隊による安全安心コンサートが行われ、器楽演奏とあわせて最近多発する詐欺の手口について寸劇がありました。
椙山女学園大学 現代マネジメント学部教授 東 珠実 氏の講演「未来を変えるお金のつかいかた」では、まだ消費者には聞きなじみのない『グリーン志向消費』や『エシカル(=ethical:倫理的、道徳的)』についての説明の後、毎日のくらしの中で、消費者だからこそできる“未来を変えるお金のつかい方”の一つとして、エシカル消費などの紹介がありました。
東氏は、消費者は買う物を選択することで応援したい商品やサービスに一票を投じることができ、それが積み重なれば、消費者の力で未来の持続可能な市場や経済社会の構築に貢献できるので、日常生活のなかでどんなエシカル消費が自分にできるのか見つけてほしいとと締めくくられました。
会場のロビーでは「みえ・くらしのネットワーク」会員による展示が行われ、行政や関係団体とともに三重県生協連も出展し、来場された皆様にお立ち寄りいただき、エシカル消費の冊子とともに、県連のリーフレットなどを配布しました。

