消費者を取り巻く環境や、諸問題は複雑化・多様化し、消費者の被害は自己責任だけでは避けきれない現状となっています。一方で消費者の行動は社会や環境に大きな影響を及ぼしています。
わたしたちが将来にわたって、地域の中で安心して住み続けられるためには、行政は公的責務を果たし、消費者は自立した能力を培い、互いに協力していくことが必要です。
消費者市民ネットワークみえは、その実現のために消費者問題に関心をもって活動している消費者団体・専門家(弁護士・司法書士・行政書士・社会福祉士・消費生活相談員・学識経験者など)・実践者が、問題解決や消費者市民社会の形成に向けて、つながっていくことを目的に2018年7月に設立されました。
2024年5月18日(土)、三重県弁護士会館総会ホールにて、消費者市民ネットワークみえ第7回通常総会を開催されました。
会員総数69名(団体会員8、個人会員61)の内、52名(実出席20名、委任状32名)の参加で、第1号議案から第4号議案まですべての議案が賛成多数で可決されました。
総会の開会にあたり、吉本敏子代表(三重大学元副学長・名誉教授)からのご挨拶がありました。
次に、ご来賓の三重県環境生活部消費生活監の西塚昌義様から、ご挨拶がありました。
議長は、生活協同組合コープみえの浦北豊様が務められました。
第1号議案は、斎藤美淳副代表が提案し、監査報告は陰地康行監事から報告がありました。また、第2号議案から第3号議案も斎藤副代表が提案し、全議案が賛成多数で可決されました。
その後、生活協同組合コープみえから「地域の見守り活動について」
三重県弁護士会から 「生活保護利用者の自動車保有問題について」
三重県司法書士会から「司法書士による相談活動」
三重県行政書士会から 「暮らしの問題にかかわる行政書士会の社会貢献活動~法教育出前講座、特殊詐欺対策講座を中心に~」
の会員の活動報告がありました。
最後に、2024年度の新役員の紹介がありました。
閉会後は、4つのグループに分かれ、意見交換会「消費者市民ネットワークみえのこれからを考えよう!」を行いました。久しぶりの対面で、互いに意見を交流しあいました。
2024年度新役員
区分 | 氏名 | 所属など | |
代表 | 吉本 敏子 | 三重大学(元副学長・名誉教授) | 重任 |
副代表 | 斎藤 美淳 | 三重弁護士会(弁護士) | 重任 |
世話人 | 馬場 啓丞 | 三重弁護士会(弁護士) | 重任 |
世話人 | 村田 雄介 | 三重弁護士会(弁護士) | 重任 |
世話人 | 天野 民愛 | 三重県司法書士会(司法書士) | 重任 |
世話人 | 水谷 公孝 | 三重県司法書士会(司法書士) | 重任 |
世話人 | (行政書士) | 三重県行政書士会(行政書士) | ー |
世話人 | 橋本 直行 | 三重県生活協同組合連合会(職員) | 新任 |
世話人 | 田中 睦 | 生活協同組合コープみえ(職員) | 重任 |
世話人 | 大村 洋子 | 消費生活相談員 | 重任 |
世話人 | 中部 絵美 | 消費生活相談員 | 重任 |
世話人 | 中川 勝規 | 個人会員(鈴鹿市職員) | 重任 |
監事 | 陰地 康行 | NACS三重分科会(消費生活アドバイザー) | 重任 |
監事 | 村林 敏也 | 三重弁護士会(弁護士) | 重任 |